「子どもたちと一緒に成長できる場所」大育保育園｜嘉数彩麻音先生
―入社のきっかけを教えてください。
就活で、合同説明会に行った際のブースの1つとして大育保育園がありました。行事の内容や写真を見ていると、実際に見学に行ってみたいなと思いました。園の見学は大体1時間くらいで終わりますが、子どもたちと一緒にかけっこをしたり、お喋りをしたりして気付くと、延長保育の時間までいました。
見学している時から、大育保育園に入社したいなと思っていましたが、その時の見学では、大育保育園の1日の流れしか知ることができなかったので、行事の際の雰囲気も見てみたいなと思っていました。そんな時に、先生方から3月の学習発表会に見学にも来てみたらと声掛けして頂いたので、行事も見学に行きました。学習発表会を見た時に、まだ生まれて5年くらいしか経っていない子どもたちが、なんて凄い事をするのだろうと感動したことを今でも覚えています。頑張っている年長の子どもたちの姿を見て、ここで私も年長のクラスを持ちたい、こんな風に子どもたちを成長させていきたいと思い、入社を決めました。
―働き始め(新人の頃)は、どんな仕事をしていましたか？
新人の頃は、2歳児クラスの担任の先生をしていました。その頃は、二人の先輩先生と組んで担当していました。大育保育園では、リーダー・サブ・クラスサポートといって３つの役割を1週間ずつ交代して仕事をします。最初の１か月は園の生活の流れが分かっていないと、私自身動けないので、1か月間は掃除番のポジションに置いてもらって、掃除をしながら、クラスの食事の準備を整えたり、一緒に園庭で遊んだりしていました。保育園の1日の生活の流れや2歳児クラスの保育の流れが分かってきたら、リーダー・サブ・クラスサポートのローテーションの中に入れてもらい、仕事をしていました。
クラスサポートの先生の仕事内容としては、リーダーやサブの先生方のサポートになります。子どもたちによってペースはバラバラなので、その子どもたちを後ろから支えながら、みんなの行動・ペース・活動の内容に合わせていけるようにしていました。
―今はどんな業務内容ですか？
今は副主任を任されています。また、0歳児クラスのリーダーの先生と、保護者会の担当もしています。
保護者会の仕事内容としては、保護者との連携をとることが主な仕事です。職員だけでは行事はできないので、保護者の方々にも協力していただいています。保護者の方々へ声かけをして公文を出したり、保護者会の参加人数を確認したり、事前に必要なものを買って準備したりと、保護者の皆さんと一緒に行事に向けて準備をしていきます。
副主任の仕事内容は、主に園長先生と主任をサポートしていくという内容になります。園長先生と主任と一緒に業務内容等を各クラスに伝えていきます。また、事務作業では主任の業務も多いので、主任だけが行う業務ももちろんありますが、副主任も携われる業務もあるので、分担しながら事務作業も行っています。他クラスの先生のサポートもしていきながら保育をしていく中で子ども達、先生の笑顔を見るとやりがいを感じます。
0歳児クラスの先生の仕事では、私は0歳児クラスのリーダーを任されています。担任の先生同士でカリキュラムを決めて、カリキュラムに沿ってクラスが円滑に回るように進めています。実は、今回初めて0歳児のクラスを持つのですが、他のクラスを持ちながら見ていた姿と、実際にやることは違うので、一緒に組んでいる大ベテランの先生に、分からない事は聞いて教えてもらっています。また、大育保育園では、遊びや活動の中で体を強くしていくという特色があります。手や足の末端が刺激されると脳も刺激されるということもあるので、0歳の時から普段の遊びの中で楽しみながら動きを取り入れています。
―1日のスケジュールを教えてください。
私のメインとしての仕事は0歳児クラスの担任の先生なので、出勤したら、0歳クラスの子どもたちの受け入れをします。受け入れが終わったら、今の時期ですと園庭に出て、他のクラスと同じように朝のラジオ体操やダンスをしています。その後は、一度お部屋に戻って、水分補給をしながら、おしめを変えたり、おまるに連れて行ってトイレをしたり、ゆったりと手をかけていきながら生活面を丁寧に整えていきます。
10時半頃からはシャワーを浴びるので、それまではクラスでリズム運動をして体を動かしたり、園庭に行って砂遊びしたり、滑り台で遊んだりと遊びの中で運動を取り入れています。
遊んだあとは汗をかいているのでシャワーを浴び、お部屋に戻ってきて食事をします。食後は再度、シャワーを浴びて、沐浴をしてさっぱりと心地よくなったらミルクを飲んで、15時までお昼寝の時間です。
お昼寝後は、おやつを食べます。その後は、室内でおもちゃを出して遊んだり、室内の滑り台で遊んだり、職員が無理なく見られる範囲で子どもたちを遊ばせています。
私は副主任と保護者会のリーダーの仕事もあるので、0歳児クラスの子どもたちがお昼寝の時間帯12時40分～15時の間に事務作業をしています。保護者に渡すお便り帳や日誌も書きますし、主任にサポートできる業務があるか確認して、作業をしています。また、クラスの状況に応じて副主任の業務や主任のお手伝い、保護者会の準備をする時間に当てて仕事を行っています。
―仕事のやりがいを教えてください。
入社するきっかけ・憧れでもあった年長クラスの担任を去年持つことができました。去年卒業した子どもたちは1歳の時から持っていたので、子どもたちの成長過程も間近でずっと見られました。行事が終わった後の子どもたちの達成感や、行事に向けて練習している中で、子どもたち一人一人のペースに合わせて、声掛けをして一緒に練習したり、一人ができると周りの子どもたちも触発されてできるようになったり、子どもたちの心の成長やクラスの成長を目の当たりにすると、子どもたちの力って凄いなと改めて思いました。子どもたちの持っている力や成長を間近で見ることができて、子どもたちと一緒に私達職員も成長できる事が仕事のやりがいだと思います。
―大育保育園の魅力を教えてください。
大育保育園の魅力はもちろん沢山ありますが、子どもたちが伸び伸びと遊べる広い園庭や、地域の行事に参加したり、畑を散歩したりと、地域に根付いている保育園というところが魅力の一つだと思います。子どもたちが伸び伸びと育てる環境が整っている中で、子どもたちと関わりながら年齢に応じたカリキュラムをこなして、子どもたちの成長をサポートしています。子どもたちが卒業する時に「大育保育園楽しかった」という言葉を貰うと、ここまで頑張って良かったなと思います。
また、職員同士の仲の良さも大育保育園の魅力の一つです。園舎が１階と２階で分かれていることもあって、日頃クラスが違うと関わる事があまりないのですが、分からない事やクラスの話をする時に先輩、後輩先生関係なく相談しやすい環境です。大育保育園の先生たちは、どの先生も頑張り屋で明るくて元気なので、先生たちからも元気を貰えます。プライベートでも遊びに行きますし、一緒に飲みにも行くくらい職員同士仲がいいです。
―未来の一緒に働く仲間にメッセージをお願いします。
新卒で入社する方や、職場復帰する方、転職する方、誰でも入社１年目は不安な事があると思います。保育の事は学校で学んだ知識はもちろん大事ですが、経験して知る事の方が多いので、分からない事は先輩先生たちに聞きながらサポートしてくれるので、安心して働く事ができる環境だと思います。私は、大育保育園に来てくれる方たちが働きやすいと思える職場であることが一番大事だと思います。気軽に話しやすい先輩方や、相談しやすい仲間たちがいる和気藹々と楽しい保育園なので、ぜひ一度大育保育園に見学に来てみてください。
プロフィール
名前：嘉数 彩麻音先生
年齢：29歳
出身地：うるま市
出身校：大庭学園ソーシャルワーク専門学校
趣味：映画を見ながらお酒を飲むこと。毎月お給料が入ったら洋服やコスメを買いに行くこと。
特技：料理・おつまみを作ること。
